2022/09/20
乳頭温泉郷の黒湯温泉を4月28日午前7時30分に観光タクシーで田沢湖に向けて出発した。車はブナ林の林道を走り、道端にはまだ残雪が残っていた。この林道を通り抜けると前方が急に明るくなり青い空が迫ってきた。道沿いにまだ桜の花が咲いており、風が回ったのか桜の花びらがフロントガラスに舞い降りてきた。それにしても4月の終わりに桜が見物できるのは秋田ならではと思い改めて秋田に来た喜びをかみしめる私だった。車窓から見える乳頭の形をした山の説明を運転手さんがしてくれた。それによると、秋田側からの呼び名は乳頭山で岩手側では烏帽子岳と呼んでいるらしい。私が泊まった黒湯温泉が登山口で3時間あれば登山できるので是非紅葉の時期にもう一度乳頭温泉に来てほしいと言われたので私もその気になったが果たしてどうなることか。車で走ること30分で水深423.4mと日本一深い瑠璃色の水をたたえる田沢湖が見えてきた。途中で少し小高い所から田沢湖を俯瞰したが、まだ朝が早いせいか霧がかかったようで素晴らしい眺めであった。運転手さんの案内で御座石神社、辰子姫、浮木神社そして水芭蕉を見物して回った。13時ちょうど発の特急いなほ10号に乗車しなくてはいけないので後ろ髪を引かれる思いで秋田こまち号に乗って田沢湖駅から秋田に向かった。
この写真は林道から見たブナ林です。
田沢湖に向かって走っていると桜並木に遭遇しました。角館で見た桜と種類が違っているようでした。
この写真は展望台で田沢湖を俯瞰した時の私の写真です。何となく嬉しそうにしていますね。
田沢湖畔で湖に降りて砂浜を歩いてみた時の写真です。
これは不老不死のご利益があると言われている御座石神社です。近くに7種類の木が一株から生えた七色木がありました。
この写真は瑠璃色をした様子がよくわかるように撮影してみました。
金色に輝く辰子姫像とのツーショット写真です。
これが水芭蕉です。私は生まれて初めて見ましたよ。
時間の関係でカタクリの群生の郷には行くことができませんでしたが運転手さんが水芭蕉も見ることができてかたくりの花も見えるところに連れて行ってくれました。本場とは違いますが可憐な花カタクリを見つけて写真に撮った貴重なものです。