井原市七日市町の内科・小児科・皮膚科 ほそや医院

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桜行脚の秋田・新潟ひとり旅(乳頭温泉郷編) - ほそや医院

角館で桧木内川の桜、武家屋敷そして、しだれ桜に満喫して次の目的地乳頭温泉郷に向かうため角館駅にタクシーで向かった。新幹線こまち256号(E6系)が定刻15時51分に到着した。新幹線といえども山陽新幹線のように新幹線専用の線路ではなくて、普通電車も通る線路であるため線路の幅も狭い。16時5分に田沢湖駅に着き、30分の待ち合わせで羽後交通バスに乗り、蟹場温泉駅終点を目指した。バスは次第に山間部に入りブナの木が林立しており木の根元には残雪があった。そんな景色を見ていると日々の喧騒を忘れてしまう。終点でバスを降りるとバス停付近にも雪が残っていて春とは名ばかりで寒かった。本日宿泊予定の黒湯温泉の迎えの車に乗ること10分で宿に着いた。宿についてびっくりしたことは建物が二階建てで部屋にはテレビもトイレもなく冬用の布団が狭い部屋に敷いてあった。エアコンはなく石油ストーブが一台あった。そう言えば昔両親が山口の俵山温泉に湯治に行ったときもこんな感じで共同の炊事場があったことを思い出していた。夕食は食堂で18時から頂いた。ヤマメの塩焼きやきりたんぽ鍋が美味しかった。19時過ぎには食事も終わり部屋に戻ってもテレビもないのでお風呂に出かけるしかない。温泉の湯は乳白色で硫黄の臭いがすごくした。周りは寒いのに湯の中はポカポカして温かい。それに風呂から出ても身体が芯から温まっているせいか外に出ても寒くないのは不思議であった。22時ごろにはスマホも見飽きて寝ることにした。目が覚めると窓の外が明るいので6時ごろかと思い時計を見てびっくりした。まだ、4時30分過ぎだった。始めは何が何だかわからなかったが、直ぐに気が付いた。そうだここは井原より緯度が高いので日の出も早いのだと。この宿には露天風呂が3か所あるので露天風呂のはしごをした。湯につかっているとまさしく雑誌の切り抜きで見た写真の光景と同じだと思うと同時にこんな秘境に来たことがとても嬉しく思えた。朝食を7時には食べ終わり、愉楽を感じた黒湯温泉を後にして次の目的地である田沢湖へとタクシーで向かった。

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秋田新幹線こまち号が秋田方面から角館駅に到着するところの写真です。

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この写真は乳頭温泉に向かう羽後交通バスの中から撮影したもので道路標識の看板と周囲のスナップ写真です。

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私が宿泊した黒湯温泉の入り口の写真です。通常みられる温泉の玄関とは異次元のものですね。

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この写真は旅館の中の廊下に掲示していた永六輔さんの色紙です。内容からすると昔永六輔さんが「遠くへ行きたい」と言うテレビ放送がありましたがその時に書いたもののようです。

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湯煙の漂う源泉の風景です。周りには残雪が見られますね。

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私が入浴した露天風呂の写真です。丸太でお風呂の枠組みがされていますよ。

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温泉の質は乳白色で硫黄の臭いが強かったです。その分、周りに雪が残っていても身体がぽかぽかになりました。

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何でもこの温泉はパワースポットになっているようです。この湯につかった私にパワーが付いたでしょうか。

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写真のように黒湯温泉はブナの木に囲まれていました。木の根元には雪がどっさりと残っていました。この景色を見るにつけ私は愉楽を感じました。