井原市七日市町の内科・小児科・皮膚科 ほそや医院

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愛犬介護

 3月12日の日曜日、前日予約していた理髪店に午前9時過ぎに行き、カットしてもらった。先週は孫たちが来ていたが今日は家内と二人だけなのでのんびりと過ごしている。

 夕食は椎茸マヨとローストビーフに野菜サラダそれに赤ワインを用意して平生では考えられない18時ごろから食事を開始した。いつもなら、まだ診療をしている時間だ。

 さて、皆さんは日本の家庭でペットの数をご存知だろうか。犬は1034万6000頭、猫が995万9000頭合わせると15歳未満の子供の数より多いことになる。つまり今の日本では子供のいる家庭よりペットを飼っている家庭のほうが多いということだ。

 可愛がっているペットも人間と同じようにいずれは死を迎える。「愛犬をみとる」と言う連載が今年の2月20日から5回にわたって日経新聞で連載され、それによると御年16歳のコーギー犬の「シバ」が持病の肺高血圧症からいろんな合併症が出て亡くなる10か月の間に174回の通院と130万円の医療費が掛ったことに触れてある。「1年に及ぶ愛犬介護は飼い主にとっても大変だった。

 まして犬にとっては長くつらい闘病期間だった。一日でも長く一緒に過ごしたいのは飼い主のエゴで、
犬からすれば苦しい闘病から一日でも早く解放されたかったかもしれない。答えは今もわからない」と筆者は結んでいる。この問題はペットに限った問題ではない。私達医師の使命は患者さんの健康と命を守る使命があります。
しかし、終末医療をどのようにするか私はいつも悩みます。

 その時に私は患者さんが何を望んでいるかを一番大切にし、終末医療をするようにしている。勤務医時代に重症の間質性肺炎で喀痰が多くてとても苦しがっている60代の男性が入院されたことがある。このまま何もしなければ確実に数時間で亡くなるであろうと私は思ったが、悩んだ末、挿管して喀痰を吸引することにした。

 その結果、患者さんは楽になりましたが家族の看病が半年間続き、果たして挿管したことが患者さんと家族のためになったかは今でも分からない。