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令和元年に思う

令和元年に思う

 令和元年も1か月が経過しようとしている。最近、暑い日が続いている。5月最後の日曜日、年を取るとどうしても早く目が覚める。誰が言っていたか忘れたが、寝るのも体力が必要らしい。そう言えば、若いころは12時間でも寝られたと思う。今では6時間寝れれば御の字である。6時ごろから、自宅の芝生や花に水やりをした。その後、末娘の1歳半になる孫を連れて散歩した。近くの公園に行く道すがらバスを見ると「アフィ」と言い、クロネコヤマト宅急便を見ると「イヒ」と言う。公園について池の鯉を見ると「アヒ」と声を出す。娘のことは「カ」、家内のこと「バ」と呼ぶ。言葉が遅いのは家系らしく、私もしゃべるのが遅かったし、私の長男も遅かった。ひとしきり、公園内をよちよち歩きした後に、差し出した水を一気に飲み私を笑いながら見て、乳母車のほうを指さす。このしぐさを見ているととても癒される私であった。ベビーカーを押しながら、令和の意味由来を思い出そうとしていた。由来は万葉集の梅の花の序文にあって、安倍総理は「希望に満ち溢れた、新しい時代を切り開き、若い世代が活躍できる時代であってほしい、若者がそれぞれの花を咲かせることの出来る日本を作りたい」と述べていたと思う。6人の孫がこれから育っていくが、本当に日本が安全で美しい環境があって生活しやすい国であってほしいと自宅までの帰り道そう思った。
 話題を一か月前に戻そう。4月の終わりから10連休の大型ゴールデンウイークも特に患者さんに迷惑をかけることもなく無事に終わった。ゴールデンウイークと言えば、私は4月28日から名古屋に学会参加のため出向き、その後京都に行き、京都のホテルで令和を迎えた。平成の時は新年が明けて直ぐに小淵さんが1月8日、長男の誕生日に平成と発表したのを覚えている。激動の昭和が終わって、どちらかと言えば希薄な時代であった平成。こと私にとっては、昭和は生を受けて40年を過ごした時代。その間に、大学生を二度経験して遅咲きの医師になった時代。平成の30年間は医師として、患者のため、家族のためそして自分のために走り続けた30年であった。
 京都からの帰りの新幹線、名古屋と京都の滞在で少し疲れ気味の私は何をするでもなくボーと車窓から外の景色を眺めていた。すると、次のようなことが頭をよぎりだしてきた。
 そろそろ、下山の準備をしなくてはいけない。山の頂上に忘れ物をしてはいけない。出来れば、小さな川に沿って下山をしたい。そうすれば、のどが渇いたときに小川の水を飲めばよい。雨が降ればその雨は川に流れていくだろ。下山する道が分からなくなったら小川に沿って歩けばよい。川はきっと、きっと大河となって海へと続くであろうから。そんなことを空想していたら、突然アナウンスが飛び込んできた。「まもなく福山に到着します。」

2019-05-30 11:00:00

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