2025/05/20
令和6年もあと一か月を残すころ、私たち夫婦は京都の紅葉狩りに出かけた。昨年の5月のななつ星乗車、7月の山中湖方面の旅行と明治神宮参拝、9月蓼科そして11月初旬の飛鳥Ⅱ乗船による壱岐対馬から五島列島方面のクルージングと精力的に動き回った。これには少し訳ありの話がある。私が平成7年2月にほそや医院を開業してそれなりに頑張り地域でも認められる医院に成長した。そして27年が経過した3月に息子に院長・理事長を譲って一勤務医となったおかげで週4日の勤務となり時間的ゆとりができた。1年前までは二人の孫たちと生活していたので外出は難しかった。ところが、1年前あたりから夫婦二人の生活となり旅行にもやっと出かけられるようになったのである。今年に入っても1月25日から神戸に出かけ第30回神戸ルミナリエを見てきた。ルミナリエの開催テーマが「30年の光、永遠に輝く希望」。震災が平成7年1月17日に起きた2週間後にほそや医院を開業したので、「震災の慰霊と鎮魂」を祈るために参加した。2月には開院30周年の記念旅行に家内と熱海・伊豆方面の旅に出かけた。熱海梅園では小川の両岸に咲く見事な紅梅と白梅を見た。次に訪れたのは来宮神社。御神木である大楠は2100年以上の樹齢で、この周りを一廻りすると一年寿命が延び、しかも願い事がかなうというので、一周した。この後この時期に咲く桜は珍しいので、糸川遊歩道を散策して、満開の熱海桜を楽しんだ。
私は6月で76歳になるのでいつまで元気でおれるかわからない年代に近づいてきた。だからこそ、行きたいと思うところへ旅をしたいと心底思う。旅行計画を立てていると不思議と元気になり仕事への情熱もわいてくる。出来ることなら、カナダにわたりバンクーバーのサンセット、ナイアガラの滝そしてロレンシャン高原の紅葉を見れたら至福の喜びであるのだが・・・・