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コロナ下の立ち止まり

コロナ下の立ち止まり

 2月に3,711人の乗員乗客を乗せたダイアモンドプリンセス号内で新型コロナウイルス感染症の集団感染が報告されたときはまだ他人ごとごとのようであった。しかし、今はどうだ。世界中で新型コロナが大流行し、大変な事態になってしまった。経済は落ち込み、失業者も増加し、コロナ倒産の話も聞こえてくる。私も新型コロナのお陰で完全に立ち止まってしまった。
 もしもコロナの発生がなかったなら、東京オリンピックのゴルフ観戦をしていたし、9月には福島で開催だった臨床内科学会に参加しその足で秋田まで足を延ばして、知人に会う予定であった。そして、来年は世界糖尿病学会がトロントで開催されるのでカナダ・アメリカ旅行もひそかに計画していた。今となってはどれもかなわぬ夢となってしまった。
 3月は30数年ぶりのめまいで4日間仕事を開業以来初めて休んだし、4月は人生初めての入院を経験した。幸い、4月5月はコロナの影響で受診抑制もありそんなに忙しくなかったことは私にとっては幸運であった。6月に入るとストップしていた検診も再開されたし井原市ではコロナが発生してないこともあって患者様は昨年の同時期よりも増加し忙しくなった。
 いつまでも立ち止まってばかりはおられない。何事も始まりがあれば終わりは必ず来るものだ。おそらくコロナの流行も必ず収まるはずだ。
 この原稿を書いている書斎の窓からウッドデッキとその向こうに芝生の庭が見える。真夏の太陽が容赦なく照り付けているその下で、孫3人がシャワープールを楽しんでいるのが見え隠れする。13日から16日まで医院の夏休みであるが特に何も予定がないので家でゆっくり読書を楽しもうとアマゾンで数冊注文した。
 いつまでも立ち止まってばかりはいられない。前に進まなければと思う。副院長である息子とコロナ下での診療をどうすればよいか。お互いに意見を出し合っている。その一つに発熱患者さんを診察する建物を駐車場に設置し、そこで必要な人に安全に検査できる方法を検討している。何があっても私達医師は患者さんの健康を守り適切な治療をする義務があるのだから。
 部屋の外からセミの大合唱が聞こえてくる。ふと、子供の頃昼寝から目が覚めどことなくけだるい時に縁台の上で冷えたスイカを食べていたことを何故か思い出していた。もう60年以上前の光景である。

2020-08-19 13:17:11

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